下関国際は準優勝!
山口県民の長い、長い夏が終わりました。
昨日の甲子園の決勝、下関国際は仙台育英戦1-8で惜しくも優勝を手にする事ができませんでしたね。
全国区の強豪とは連戦の中で、休養日はあったにしろ、選手層の厚さの差が出たかもしれませんね。
仙台育英は部員に19人のピッチャーがいて、14人が140kmの速球を投げるらしいです(笑)
今回の下関国際の大躍進と、決勝戦の惜敗に一喜一憂するだけでなく、目を向けておきたい点があります。
下関国際の選手に山口県出身が1名だけと言われています。これだけの情報ではネガティブに捉えがちですが、大阪桐蔭や仙台育英、智辯や九国、明徳、、、全国の強豪にも他県から有力な選手が集まるので、県内出身者の数は議論すべきでないと思っているのですが、
『下関国際という数年前まで無名の高校が大阪桐蔭に勝つまでの流れ』です!
下関国際がそもそも鶴田投手を擁しベスト8に残ったのが4年前、、、
つまりその直後の年の入学者が今の3年生なのです。
監督の就任から約10年で甲子園に出場し、
知名度を上げ、甲子園ベスト8を果たし、
甲子園で優勝候補を倒す人選とチーム作りができるようになった
という学校と監督と選手の10数年の努力とストーリーがあるということです。
県下でも下関国際は数年前まで無名の偏差値が低い高校という認識が強いと思います。
地道な努力の積み重ね、、、学校も監督も選手も皆きっとそうです!
派手さは無くても基本に忠実なミスの少ない粘り強いプレーを見ると、普段の練習量が見て取れますよね!
優勝した仙台育英も素晴らしいチームで、大量リードをしても一瞬の隙も見せない、堅実なプレーで104回目にして遂に東北に深紅の優勝旗をもたらしました。
監督インタビューでは、コロナ禍という暗闇の中で、開催に至るまでの関係者の努力と、打倒大阪桐蔭という目標により、道が示されたというふうに仰っていました。
コロナ禍で今まで当たり前にできていたことができなくなり、それができる事で、周囲に感謝する事が増えたように感じます。
その中で高校球児は甲子園で野球ができる感謝を、しっかりとプレーで体現してくれたと思います!
いやいや、ほんとうに今年の夏は最高に熱かったです!
来年の甲子園も楽しみですね!
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