佐々木尽、世界初挑戦にして壮絶に散る
おはようございます!
ボクシング、ウェルター級で日本史上初の世界王座奪取への挑戦は儚く終わりました(´;ω;`)
2023年3月にこのブログでも取り上げた佐々木尽(ささきじん)選手の世界初挑戦にして、日本人の史上6度目のウェルター級王座への挑戦は5回KO負け(>_<)
3年弱前のこの試合を観て佐々木選手のファンになったのですが、一旦この動画を観て欲しいです!
ガードをガチガチに固めて距離を詰め、日本人離れした破壊力のある一発、しかも大ぶりの一発で相手をリングに沈めるスタイル
もちろんKO率も高く勝った試合のほとんどがKO勝ちです!
一方で、フットワークでパンチを躱すわけでもなく、大ぶりのパンチの後にできる隙もその分大きく、被弾した時の頑丈さがあるわけでもなく、スタミナもさほどないので後半はだいたいフラフラになりながらパンチを大ぶりしてます!
そういった脆さも沢山持ち合わせています( ̄▽ ̄;)
リーチの長いアウトボクシングでポイントアウトで負ける事も十分あるし、カウンターを合わされて、どちらかというと打たれ弱いのでコロッと倒れてしまうこともしばしば( ̄▽ ̄;)
それでも、何度もその左フックの一撃で逆転してきました!
技術でなく『力』で勝ってきた選手で、他の選手と何か違うものがありました!
(力だけでは普通勝てない)
それがここに1度敗戦したものの、ついに世界挑戦まで来ました!
が!試合が始まっていれば1Rから2度のダウンを奪われ、、、
佐々木のパワーパンチが当たらないだけでなく、チャンピオンのパワーの方があるんじゃないかと思えるほど( ̄▽ ̄;)
そして、フットワークから、ディフェンス技術、オフェンス技術まで全てチャンピオンが上回っていたように見えました(´;ω;`)
3Rから佐々木の足はおぼつかず、平衡感覚すらぎりぎり保てているかのようで、5Rの失神KOまではもう時間の問題のように見えましたね(>_<)
担架で病院に運ばれ、記憶喪失、、、徐々に記憶が戻ってきたというものの3R以降の記憶はないようで、、、
本人は『技術』の差は感じたが自身も『技術』さえ向上すれば戦えると言っていますし、再起については前向きですね!
世界王者になるまでは、現状かなり厳しいと言わざるを得ないですが、佐々木にしかないボクシングスタイルでファンは多いですから、また『らしい』試合を見せて欲しいですね!
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